うそ!?どうして!?目元は老けやすいの?
老けやすい理由【1】皮膚がとにかく薄いから
目の周りの皮膚が薄いというのは、聞いたことがある人も多いと思います。実際そのとおりで、顔の他の部分に比べて、
角層、表皮、真皮のいずれも薄く、平均して0.6㎜程度しかありません。
(※他の部分の皮膚の厚さは約2.0㎜)
皮膚の厚さが薄いということは、バリア機能が弱いといえるので、デリケートでトラブルが起こりやすいわけです。
老けやすい理由【2】1日中、動きが激しい部位だから
まばたきは1日2万回以上、行われているといわれます。また、表情の変化によって目の周りの筋肉というのは収縮を繰り返すので、
目周りは疲れやすく、小じわができやすいです。目が痙攣してピクピクするといった症状も疲労の影響であることが多いです。
老けやすい理由【3】皮脂腺が少なく、保湿力が弱い
皮膚が薄く、そのせいでバリア機能が弱いということに加えて、皮脂腺もほとんどないということで、肌の水分保持力が非常に弱いです。
そのため湿度が下がり、外気が乾燥すると真っ先に乾燥するのが目元ですし、加齢による皮脂量の低下も目元が一番栄養を受けます。

日本人の目元はたるみやすい!?
老けやすい理由【4】目の周りには血管がいっぱい!
目の周りには、細動脈・細静脈・毛細血管という細い血管が縦横無尽に、そして肌の浅いところを走っています。
皮膚が薄いこともあって、そうした血管の状態が透けて見えてしまうので、寝不足や冷え症、血管の老化などで血流が悪くなると暗い血の色が
目立つのでクマが目立つようになってしまいます。
老けやすい理由【5】日本人は目の下がたるみやすい!
彫りの深い西洋人は目の周りの構造上、まぶたのたるみや目尻にシワができやすく、一重まぶたの多い日本人は骨格よりも眼球が少し前にでているので、
目の下や涙が膨らみやすく、そこにハリがなくなってくると目の下のたるみになってしまいます。
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いかがだったでしょうか?
このように、目の周りの構造というのは特殊であり、それゆえ乾燥であったり、加齢による老化の影響を受けやすく、目立ちやすいわけです。
それを考えると、目の周りというのは特に意識して、ケアしないといけませんよね。
