目元・目尻のシワは、乾燥が原因でできるものではありません!
年齢に関係なく、目元は乾燥しやすいです。ちりめんじわともいわれる細かい小じわができてしまったことがある人は多いはず。
ただでさえ、皮膚が薄く保湿力やバリア力が弱いのに、女性の場合はさらに男性に比べて皮脂が少ないので、
より目元は乾燥しやすいといえます。男性で目元のちりめんジワに悩んでいる人はあまりいませんしね。
この乾燥が原因で出来てシワがそのうち消えないシワになると思っている人がいますが、それは間違いです。
乾燥小じわと本物のシワは原因が全く別物だからです。
本物のシワというのは、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンといった弾力線維が変性したり、劣化してしまうことで、できてしまうものです。
伸びたゴムが元に戻らなくなるように、表情にあわせて、できたシワに折り目がついて戻らなくなってしまうのが原因なんです。
なので、保湿をしっかりして乾燥対策が万全でもシワはできます。
シワの一番の原因は、紫外線です。特に紫外線のUVA波は、それ自体でもダメージですし、
肌のコラーゲンを分解するMMP-1(マトリックスメタルプロテアーゼ1)という酵素の合成を促してしまうので、目元のシワ対策にはアイクリームでのケアはもちろん、紫外線対策も重要だってことです。

彫りが深いほど、目元・目尻のシワができやすい!?
西洋人のような彫りの深い顔に憧れる人は多いと思いますが、メリットもあればデメリットもあります。目元の老化にかんしては言えば、 上まぶたのたるみ、目じりのシワといったトラブルが多いんですね。
その理由ですが、彫りの深い顔というのは、目を開くときにまぶたの皮膚を巻き込むようにして、上に回転しながら眼球が上がるため、
まぶたに摩擦がかかってしまうからです。
そんなわけで、彫りの深い顔立ちの方は目元がシワシワになりやすいです。
その理由には、こうした目の周りの構造も関係しているんです。
目元にトラブルが多いというのは、すべての人に共通することですが、目元の構造というのは、骨格に左右されるので、
どんなトラブルがでてくるかは人それぞれです。シワが目立つ人もいれば、くすみや目の下のたるみ、クマが目立つ人もいます。
アイクリームというと、シワ・たるみに役立つ成分が配合されていることが多いですが、目元の悩みというのはそれだけではないので、
できればあらゆる目元悩みに対応できるものというのが理想です。
「そんなのあるの?」って思うかもしれませんが、あるんですね~スゴイのが。
